三不粘@北京同和居2008/12/12 19:43

三不粘@北京同和居
↑:クリックで拡大します。(Copy Right@ゴミ屋敷主人)

愛新覚羅溥儀の署名入りの看板
↑:クリックで拡大します。(Copy Right@ゴミ屋敷主人)

 写真は北京の同和居で食した三不粘です。これは清朝の宮廷料理のデザートで、食べるときにちりれんげ、はし、歯に粘りつかないので三不粘と呼ばれています。一時はこの料理を作れるコックは世界中に数人しかいないといわれた謎の料理です。テレビで周富徳さんが挑戦しましたがうまく作れなかったようです。また、柴田書店が出版した中国名菜譜に載っている写真も、日本の料理店が担当しているので本物とは似ても似つかないものになっています。
 以上、以前は謎に包まれた料理でしたが、現在では日本でも三不粘を作ることができるコックが出てきてるようです。たとえば、神田あたりだったと思いますが羊のしゃぶしゃぶかなんかの店とか・・・。
 ちなみに、同和居はラストエンペラーの弟、愛新覚羅溥杰のごひいきの店で、店の看板にもこの方の署名が入っています。