猪脳はいかが@四川火鍋 ― 2012/05/12 12:13
上の写真は,錦江賓館の向かえにある鍋の店で食べた猪脳です。 美味しいと評判の家鴨の血は、没有(無い)とのことで食べられませんでしたが、 豚の脳味噌を注文したところ最初は没有だったのですが、食事を終えて帰ろうとした時、 今手に入りましたと言うことで私の目の前に並べられたのが上の写真の猪脳です。 真ん中は、スルメを戻したもの、後ろのものはモヤシです。
猪脳は見かけはグロテスクですが味は鱈の白子とか河豚の白子みたいでとても美味しかったです。 この日はこれ以外に、太刀魚、ソーセージ、名前は判らないのですが、野菜と山菜を各一品づつ食べてみました。
火鍋は大量の唐辛子と山椒が入るため、鍋の前に座っただけでまるで催涙ガスを浴びたよう状態となりそれは大変な思いをしました。 それでも、地元の人はケロッとした顔をして食べているからスゴイですね。
ちなみに、火鍋には味を良くする(?)為に阿片(麻薬の一種、中国語では鴨片)を入れていたそうですが、1988年の暮れに禁止令が出たそうです。 私の場合は滑り込みセーフと言うことでしょうが、その辺の食べ物にまで麻薬を入れるとはちょっと恐ろしい気がします。 こんなことが有ったので、私は中国で買った漢方薬は、原材料は別として完成品は何が入っているか判らないので、 絶対飲まないようにしています。
魔芋鴨条(四川のコンニャク料理)@岷山飯店翠竹園 ― 2012/05/13 11:23
Leica R6@メカニカルライカ ― 2012/05/14 18:47
最近リーズナブルな値段で入手できるライカRのレンズに興味を持っています。広角系であればM9でも使えますし、GXRでもフルサイズのEOSでも問題なく使えます。35㎜一眼の中では一番フランジバックが長いので、アダプターさえあればたいていのカメラで使えると言うわけですね。
手持ちのデジタルではM9,GXR,NEX,とEOSで使えるようにアダプターをそろえていますが、やはり銀塩用にRのボディーもほしくなりました。ネットで検索したところR6のよいでものがあったので早速入手しました。本当は6.2がほしかったのですがリーズナブルな値段で状態が良いものとなるとなかなか見つからないので仕方ないですね。
このカメラは自動露出機構を持たないマニュアル式のカメラです。1988年発売当時としても前世代に先祖がえりしたようなカメラです。露出計は内蔵されていますがファインダー内右下の表示を見ながら絞りとシャッター速度を調整します。真ん中の丸が転倒すれば適正露出です。左側の三角が点燈すればアンダー、右側の三角が点燈すれば露出オーバーです。絞り値とシャッターー速度もファインダー内で確認できます。それぞれ中央下部、右よりに表示されます。
開放測光できるのは3カムのレンズのみでそれ以前はボディー向かって左側のレバーを押し込んで絞込み測光を行う必要があります。私が今もっているのは35㎜と50㎜ですけど両方とも2カムなので絞込み測光を行う必要があります。
とまー、一見面倒くさそうなカメラですけどコンパクトな上、つくりが非常に良いのでとても気に入っています。シャッター速度が千分の一秒とスペック的には劣りますが、FM3AとかF3より撮影したとき充実感はずっと上ですね。
デジタルはカラーには向いていますがモノクロはもう一つなので、上記のニコンのカメラとともにモノクロ用に使っていこうと思っています。
黒珈琲@成都地下世界 ― 2012/05/15 19:04
再見成都 ― 2012/05/16 18:17
お待たせ弁当再び@再見成都 ― 2012/05/17 19:02
4泊5日の成都の旅を終え、上海へ帰ろうとしたところ、何故かホテルを車が出ると直ぐに公安に止められてしまいました。 公安局員の様子が友好的だったので、それほど不安は無かったのですが刑事らしき人と一緒に手錠を掛けられたお兄ちゃんが二人私の両脇に乗ってきたときにはちょっとぎょっとしました。 見たところ明らかに経済犯といった感じだったので最初は彼らにあまり同情はしなかったのですが、 刑務所まで彼らを送り届けるのに付き合わされることになったらしいと判った時には、 見せしめの為処刑されることが良く有る中国の風土を思うとそんなことにならなければと願わずにはいられませんでした。
彼らを刑務所に送り届けたその後、空港へと向かったのですが、 運が悪いことに霧が濃くなってきて、これはまずいかなと思っていると、 タクシーの無線機から「今天飛機到上海没有(本日の上海行きは有りません)」と無情な声が流れて来ます。
結局その日は飛行機が飛ばず、翌日また行って見ると前日ほどでは有りませんがまた霧が立ちこめていて、 時々飛行機の爆音がしたと思うと霧の中から飛行機の先端部がニュッと顔を出したりすると言った案配で、 この日もなかなか飛行機が飛んでくれず、又上の写真のお待たせ弁当との再会となってしまいました。 こちらの方は、上海の物とは異なって味のほうは結構いけるので二日酔いにも係わらずペロッとたいらげてしまいました。
しかし、この時の旅行はよくよく公安局と縁が有るみたいで空港が立て込んでいるのでタクシーの運転手が、 気をきかして頼んでくれた相手がまた成都の公安局員でした。 かれらは三人で上海へ行くところだと言ってましたが、かんぐれば防空壕へ入り浸りになってあちこち写真を、 撮って歩いたことが咎められたのかもしれません。 この前日も飛行機が飛ばず気分が優れなかったので、泊まったホテル錦江賓館の近くにある地下の店黒珈琲へ遊びにいったのですが、 この時も、ディスコの後ろのほうにいた公安らしい人にどうもマークされていたようなふしが有ります。
angenieux@アンジェニュー・レンズ図鑑 ― 2012/05/18 18:06
アンジェニューは結構気に入っているレンズです。どんなレンズがあるか解説した本を探していたのですがなかなか見つかりません。ネットを検索していたとき偶然写真の本を見つけました。アンジェニューがフランス製なので本のほうもフランス語です。最初米国のアマゾンをチェックしたのですがマーケットプレースのプレミアムのついたものしかありませんでした。フランス語の本ならカナダのアマゾンにあるかなと思ったのですがこちらではヒットしませんでした。結局英国のアマゾンに定価販売のものがあったのでこちらから購入しました。意外だったのは米国のアマゾンのアカウントと英国は共通なのですね。日本のアカウントで購入できるようにしてくれれば便利なんですけど、言語が異なると別アカウントになるのでしょうね。
成都から上海へ@再見成都 ― 2012/05/19 11:49
CONTAXⅠ型タイプ2+ブラックゾナー50mmF2.0 ― 2012/05/20 12:00
最近古い製品に興味を持っているのですが、今回は1932年製のCONTAXⅠ型タイプ2です。80年前の製品ですね。レンズはちょっと珍しい固定鏡胴のブラックゾナー50mmF2.0がついてます。
ライカと比べるとツァイスの製品は性能的には上回っているにもかかわらず、ものとしての魅力に乏しいものが多いですね。CONTAXⅡ型などはピカピカしているのはいいのですがかなりやすぽいのであまり積極的は使う気にはなりません。そんな中で今回のⅠ型は例外ですね。見た目も素敵ですし、持ったときのレザーの感触がここち良いです。
今回入手したものは見た目はこの年代のものとしてはかなり綺麗なほうですが、売り手の評価はCDつまりジャンク品に毛が生えた程度のものです。何がまずいかと言うと距離計の二重像がほとんど見えないこととシャッター速度が正確でないことだそうです。確かに二重増はほとんど見えませんがファインダーはとてもクリアです。更にフィルムの巻き上げもスムーズでシャッターも軽快に切れます。目測で撮れば使えそうなのでそのうちやってみるつもりです。まー、値段もそれなりに安いものなので、うまく撮れなくてもブラックゾナー50mmF2.0
だけでも元が取れると思っています。
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