ケルンスイター50mm F1.8+アルパアルネアモデル52009/05/30 09:11

ケルンスイター50mm F1.8+アルパアルネアモデル5
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ただのスイターとマクロスイター
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 ケルンスイター50mm F1.8付きのアルパアルネアモデル5入手しました。以前から中期型のアルパにはマクロスイターよりただのスイターのほうが似合うと思っていたので安い出物があったので早速購入しました。マクロスイターと並べてみると、フードなどでもただのスイターのものほうが質量感があってずっとかっこいいです。
 ただ状態がよいものの半額程度の値段なので多少問題があります。ボディー底部に何かで削り取ったような大きな傷があるのと皮がちょっとはがれかかっているとかですね。まー、このあたりは撮影には余り関係がないのですが、レンズは傷はありませんが少し曇りがあるようです。更に、シャッター機構そのものには問題はなさそうですが、シャッターボタンが滑らかではなく復帰しないことがあります。これは困るのですが細いプラスドライバーを差し込んでカチャカチャやると復帰してくれます。レンズのヘリコイドなどでも購入直後は固めだったものが使っていくうちにこなれてきて滑らかになることがありますが、これもだんだんスムーズに動作するようになってきているようなので、今のところは楽観的に見ています。業者のところでたなざらしになって固まりかけていたものが、使ってやるとだんだんまともな状態になっていくといったところでしょうか。
 モデル5もモデル6bと同様クイックリターンですが、ミラーをアップさせるのは人力というか、シャッターボタンを押す力でミラーをアップさせるようになっています。そのため、シャッターを押すのにちょっと力がいるので、手ブレを起こさないようにするのが大変ですね。
 

開放
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絞り込んだもの
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 レンズはアルパ独自のオート絞りですが、プリセットの機構もついています。上の写真では、絞りをF5.6似合わせたもので、最初が開放、次が絞り込んだものです。先端のリングが絞り合わせ用、真ん中がプリセットのリングです。写真では絞りをF5.6に合わせてプリセットリングをまわしていますが、赤いマークがF5.6のところまでまわすとストップするようになっています。つまり最初に絞り値を設定して、開放でピントを合わせて、撮影時にはプリセットリングをまわして、設定した値まで絞り込んで撮影することが出来るわけです。でも、このレンズはオート絞りなので、実際には焦点深度の確認用についているのでしょうね。この点に関しては、マクロスイターではもう少し進歩していて、シャッターボタンのわきについているダイアルを回すだけでよいようになっています。
 最後に試写した結果を添付しておきます。フィルムはコダックのゴールド100です。リバーサルとかエクターを使ったほうがよいのですが、仕上がりに日にちがかかるので、動作確認のときには即日仕上げが可能な安いフィルムを使うことにしています。
 

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