PRAKTICA EE2@電気接点による解放測光の実現2015/12/23 11:40

PRAKTICA EE2@電気接点による解放測光の実現

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PRAKTICA EE2@電気接点による解放測光の実現
 
 今回は第三世代のプラクチカEE2です。プラクチカはアマチュア向けの普及機ですが、コンタックス、プラクチナの高級機の生産を止めてしまった後は東独を代表するカメラとなっています。50年代は最先端の一眼レフを送り出していましたが、主に70年代に生産された第三世代となると見るべきものが無いと思っていました。ところが腐っても鯛というか、機械的な仕掛けではなく電気接点を使ってM42マウントでの解放測光を世界に先駆けて実現していたというわけです。
 最初のものはプラクチカLLCです。60年代末なのでアナログでの情報のやり取りとなりますが、<電気的な接点を通じてレンズ側の情報をボディーへ伝える>という先進的な方式を確立したというわけです。こういったことをブレイクスルーというのでしょうね。後は力仕事となります。その後ローライがボディー側からレンズの絞羽を制御するという試みを行っています。
 80年代中ごろになると、日本でも電子接点を使ってボディーとレンズの情報のやり取りを行う方式が採用されるようになりました。主にオートフォーカスの分野で利用されています。デジタルの時代になったのでいろいろなことができるようになったというわけですね。
 レンズはPENTACON electric 29mmF2.8、フィルムはコダックのProImage 100です。



PRAKTICA EE2@電気接点による解放測光の実現

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