極楽ホッピー

　ビゾフレックスなどという古色蒼然としたツールが最新のM9に装着できるなんていうのもライカの魅力の一つなんでしょうね。なるべくライカには近寄らないようにしてきたつもりなんですけどじわじわとライカの毒にやられていくようで困ったものです。
　本命はエルマー65mmですけど、まずは値段の安さに引かれて購入したテリート200mmです。見た目はそう悪くないのですがヘリコイドがちょっときついです。状態を少しでも改善するためにヘリコイドを何度もまわしていたらレンズヘッドが外れてしまいました。どうやったら復元するかいろいろとやってみたのですがうまくいきません。そうこうするうちに、ねじ切りしてあるリングがレンズヘッド側についているのを見つけました。そこで、レンズヘッドをヘリコイド側に差し込んで横から精密ドライバーを使ってリングををヘリコイド側にねじ込んで固定しました。
　一応これでめでたしめでたしなんですけど、トップの写真下側中央のヘリコイドとレンズヘッドの間に入るリングが残ってしまいました。最初から差し込んでいると固定用のリングの操作ができません。どうやったらはめ込むことができるか悩ましところです。
　レンズを本格的に分解しないといけないのかなとも思うのですが、レンズヘッドをはずしてベローズに装着できるなどと書いてある本もあるので、なんか方法があるのかもしれませんね。実用上は問題ないのでこのあたりは宿題とさせていただきます。
　ちなみにテリートとビゾの間にはOUBIO(16466)アダプターが必要です。またレンズによってアダプターが異なったりするのでビゾを使うのはちょっとめんどうですね。