Examat Cell-Prism(TTL-PRISMA)@エキザクタ復興計画2013/01/28 18:26

Examat Cell-Prism(TTL-PRISMA)@エキザクタ復興計画

 写真はエキザクタの露出計付きプリズムファインダーとしては三代目となるExamat Cell-Prism(TTL-PRISMA)です。ベルリンのHARWIX社がIHAGEEに提供したものです。これはVX1000アウトフィットに2個ついてきたもののうちの一つです。最初は2個とも死んでいると思ったのですが、再度チェックしてみたところ写真のものは動いてくれました。
 最初はどうやって使うかわからなかったのですが、メーターが動いた瞬間ひらめきました。まず内側のリングについている二個のピンをつまんでASA(ISO相当)感度を合わせます。この例では100に設定しています。次に外側のリングをまわしてレンズの解放絞り値を右上の白い点に合わせます。この例ではF1.9に設定しています。次に左上のスイッチを赤から緑の点の方に動かして電源を入れます。次にファインダー内左側の真ん中に基準のマークがあるので、内側のリングをまわして針がこのマークと重なるようにします。次に出た値を基にシャッター速度と絞りをカメラとレンズに設定して撮影します。この例ではシャッター速度が15分の1秒の時は絞り値はF2.8と4の間になります。まーTTLといってもほとんど自動化されていない原始的なものです。手持ちの露出計と照合してみたところ暗めのところでは適正値を示してくれますが、明るい所では1~1.5ステップアンダーになるようです。一応1967年当時の製品なので動いてくれるだけでもうれしいですね。






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