ライカフレックス@最初の一眼ライカ2016/03/10 18:49

ライカフレックス@最初の一眼ライカ
 
 1965年3月発売のライカフレックスを入手しました。フィルム巻き上げとかシャッターの感触とか造りはとても良いのですがどこかおかしいです。
 一つはこの時代ではちょっと時代遅れの外光式露出計が採用されていることです。
 もっとも引っかかるのはファインダーをのぞいた時の感覚です。素通しのガラスの真ん中にマイクロプリズムの円が見えています。非常に明るくてピントも合わせやすいのですが、ボケの感触がよく分かりません。更に焦点深度確認用のプレビューボタンがありません。
 要するに一眼レフとしてはどこかおかしいのです。最近入手したフォクトレンダーのディッケル規格のレンズシャッター式一眼レフのウルトラマチック(62年発売)もこの点は同じです。
 要するに西独には東独や日本が開発してきた正統派一眼レフとは異なる世界が存在するようです。一眼レフの歴史では見過ごされがちなレンズシャッター式一眼の世界で技術が蓄積されてきたようなのです。というわけで最近は西独のレンズシャッター式一眼に興味を持っています。
 フィルムはフジの業務用ISO100、レンズはズミクロン50㎜です。



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