ミラー落ちの修理@アルパ・レフレックス6b2013/03/26 18:29

ミラー落ちの修理@アルパ・レフレックス6b

 沈胴型のオールドデルフト・アルフィノンを装着したまま放置しておいたアルパを久しぶりに引っ張り出してみたところ、ファインダーが真黒です。驚いてレンズを外してみたところミラーが外れてフィルム面にはりついておりました。
 ミラー落ちの状態の写真を撮っておけばよかったのですが、撮り忘れてしまいました。写真は修理後のものです。ミラーの左側をよく見ると、ミラーのアップダウンを制御する支持棒とそれにひっかけてある棒状のばねが見えると思います。ミラーは支持棒の上に乗っているのではなくて針金状のばねで支持棒の下にぶら下げられています。こういった構造なので沈胴型のレンズを押し込んでもミラーが支持棒の位置よりダウンするようになっています。古いものなので長期間この状態にしておいたところ、ばねが外れてばねとミラーがぶらぶら状態になってしまったというわけです。バルブでシャッター膜を開いた状態にし、ばねをミラーの裏側に通してから支持棒から出ているピンにひっかけて復旧させました。沈胴型レンズには要注意ですね。