沙鍋頂蛋@大連国際博覧中心2020/03/11 18:12

沙鍋頂蛋@大連国際博覧中心
 
 トップは土鍋に卵を入れて、オーブンで時間をかけてゆっくりゆっくりと焼き上げる料理です。大連名菜の一つですが、技術と時間が必要な割りには余り高いお金を取れないので、 大連賓館で注文した時には断られました。 ここでも、最初は余りいい顔をされなかったのですが、無理を言って作ってもらいました。 
河南省にも鉄鍋蛋といって、鉄の鍋で作る同じような料理が有るのですが、 こちらは鍋が割れる心配がないだけこの料理より易しそうですね。味の方は、茶碗蒸しの土鍋焼といった感じで日本人の口に良く合うとと思います。
 以下の写真三番目は魚鱗蝦です。これは茹でた蝦をマスタード味のタレと一緒にキュウリに挟んだだけのとてもシンプルな料理です。 まるで、日本の家庭料理みたいです。中国では蝦を殻つきのまま焼いて、その香ばしい香りを楽しむといったことはないのですが、 ここ大連では、このようなやり方で作られる料理があって、私がここで食事をしている間にも、 どこかで宴会でもやっているのでしょうか店のなかに香ばしい香りが漂ってきます。
 以下の写真二番目の右側は水餃子ですが、瀋陽の老辺餃子が個性の強い野性的な味を持っているのにたいして、 大連のものはここのものを含めて一般にあっさり系でその意味でも日本人向きの味になっていると言えるでしょう。


沙鍋頂蛋@大連国際博覧中心

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