満漢全席@瀋陽ローズホテル ― 2019/10/13 11:17
瀋陽は昔の奉天、清朝の開祖ヌルハチの故郷であり、北陵公園には清朝歴代皇帝の陵墓があります。
そのため、つい最近まで昔清朝の皇帝につかえたコックが生きていて本式の満漢全席の作り方を弟子たち
に伝えたので、ここでは香港や台湾の商業ベースの物とは異なり昔清朝の皇帝が食べたものと同じものが
たべられるそうです。
上の写真は中街にあるローズホテルの満漢全席会場です。写っている美女は台湾のコックさんが50人
ぐらい押し寄せて満漢全席の宴席をはった時に宮廷の侍女に扮して接待した服務員です。
ちなみに、この時の様子は、写真週刊誌のSPAがかなりのページを割いて報道していて彼女の写真もそこに
のっています。宴会は6日間に渡り(商業ベースの物は1から3日)一人当たり日本円で200万円かかった
そうです。
彼女に聞いた所では満漢全席の予算は一卓当たり人民元で1万元とのことなので、1日3回食事すると6日
間で18万元、兌換券(外国人用のお金)ではらうと当時のレートで450万円となり、一卓は通常10人
程度ですから1人当たり45万円となります。
どうも200万と言うのはSPAのホラくさいのですが、一卓25万円は私のような貧乏人に払える金額
ではないので、会場を見ただけで退散してきました。
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