極楽ホッピー

　拙政園はネットの情報では＜世界文化遺産に指定されている蘇州の古典園林。その中の拙政園は、中国4代名園のひとつでもあり、有名な小説「紅楼夢」の舞台・大観園のモデルともいわれています。もとは唐の詩人陸亀蒙の邸宅でしたが、元代に寺になり、明の時代になって官職を追放された王献臣が故郷の蘇州で寺を買い取り庭園にしたものです。拙政園という名は「閑居賦」の「愚かな者が政治をつかさどる」という意味の一節からとったという説があります。園内は東園、中園、西園の三つに大きく分けられます。敷地の半分以上が大小の美しい蓮池で占められており、特に中園の「遠香堂」からの蓮池の眺めは絶景と評されています。＞とのことです。
　こういった方面に疎い私でも名前だけは知っているところなので一応見学することにいたしました。もぎり嬢は例によって人民料金のチケットを売ってくれたのですが、監視役がいて外国人料金の切符を強制的に購入させられました。 チケット売りのおばちゃんがあなた外賓じゃないのといって高い切符を買わされることもないことはないのですが、監視人がいるなどというのは初めてでした。90年代半ばと言うと外圧もあって兌換券が廃止されたり汽車の外国人料金が廃止されたりと言った流れがあったので、逆にこういったところのチェックが厳しくなったようです。もっとも汽車の料金は人民の料金が外国人と同じになっただけなので何のことはないですね。