你家我家客家菜@台北食べ歩き2011/02/09 19:33

你家我家客家菜@台北食べ歩き
↑:クリックで拡大します。(Copy Right@ゴミ屋敷主人)

 この日のお昼はちょっと珍しい台湾客家(ハッカ)の料理です。 台湾では鉄道に乗ると国語、台湾後、に続いて客家語のアナウンスが入ることでも判るように昔から多数の客家が住み着いています。 客家とは戦乱を避け中原から南下して中国南部に住み着いた人たちのことです。 伝統的に山岳部などに土樓を築いて自給ゥ足的な食生活を営んできたので塩分の濃い保存食的な食材を多用する料理が主流になっているようです。
 この日のメニューは以下の写真の順番に梅菜扣肉 125元、九層塔煎蛋 120元、炒蛤仔 180元、銀絲捲 80元です。
 梅菜扣肉はボールの内側に5ミリ程度の厚さに切った皮付きのばら肉を並べてその中に梅菜を詰めて蒸したものです。 皮とその下の脂身の部分、梅菜を白飯にのっけて食べると最高です。 日本でも横浜、新宿あたりのディープ系の店でこの料理をいただいておりますがやはり本場のものには及ばないです。 時間のかけ方と素材が違うのでしょうね。
 九層塔煎蛋はバジリコ(九層塔)の入った卵焼きです。 台湾のバジルはかなり癖が強いのでこの味はもう一つピンときませんでした。 台湾人の客家に聞いたところによると味よりも体に良いので食べるとのことでしたがどうなんでしょうか。
 炒蛤仔、これにも九層塔が使われてました。 全体にいえることですがやはり相当にしょっぱいです。 今回の料理をおかずにご飯を食べると4,5人分でも充分にまかなえると思います。 やはり食料の少ない山岳地帯を転々として生き延びてきた客家の食生活は相当に厳しいものだと思い知らされます。



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