豆瓣鯉魚@台北蜀魚館老店2011/01/25 18:51

豆瓣鯉魚@台北蜀魚館老店
↑:クリックで拡大します。(Copy Right@ゴミ屋敷主人)

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 国共内戦に敗れ蒋介石が台湾に渡ってきた当時は国民政府が重慶にあったこともあいまって優秀な四川系の厨師が多数渡来し「十軒レストランがあれば そのうち九軒は四川料理店だ。」といわれるほどの活況を台湾にもたらしたものです。 しかし時代は移りこの地を覆った四川料理の狂熱ももう昔の語りぐさとなってしまいました。 現地で出版された本などを見ても大型店で食事に値する店は一軒も無いなどと手厳しいことが載っていて私たちを驚かせます。 それにしても、あれほどの栄華を極めたかっての四川料理店はいったいどこに消えてしまったのでしょうか。 でも、ご安心くださいこの広大な台北市の中にはまるで平家の隠れ里のようにうらぶれた小さな店が肩を寄せ合うようにしてひっそりと存在している一帯が確か にまだ存在しているのです。 たとえば萬華の西門町近くの横丁(康定路25巷の界隈)とか今回ご紹介する蜀魚館の存在する空軍総司令部付近の界隈などがそれに該当します。

今回のメニューは豆瓣鯉魚、冬瓜湯、台湾ビール3本こみこみの870元です。 豆瓣鯉魚は目方で値段が決まるのでもっと大きな物を選択すれば当然値段は高くなります。しかし今回選んでいただいた小ぶりのものでも日本ではちょっと見かけることの無いほど大きな物なので2,3人でももてあますかもしれませんね。

豆瓣鯉魚は写真で見るようにちょっとシーラカンスーを彷彿とさせるような雰囲気の料理です。 豪快にバットの上に置かれた魚体の上には鯉の卵と豆腐がたっぷりと乗っかっておりこれだけでも満腹になりそうです。 豪快なのは料理そのものだけではありません。ここの小姐が生きた鯉をトイレの前の土間に投げ捨てその上を土足で踏んで殺すところなんかちょっと感動ものでありました。 更にトイレの中に入るとそこには中華鍋をはじめとする調理器具のちょっとした倉庫になっていたりとか開放前の大陸の中華料理店の状況を色濃く残している思われるところもとても興味があります



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