極楽ホッピー

↑：クリックで拡大します。(Copy Right@ゴミ屋敷主人)

　今回はM42マウントでは初代のCarl Zeiss Jena Biotar 58mmF2.0をNEX-5にくっつけてみました。ご覧の通りちょっと珍しいブラックの鏡胴のものです。初代なのでオート絞りはおろかプリセットの機能もついておりません。開放でピントを合わせてから目的の値まで絞り込んでシャッターを切る必要があります。
　この時代のビオターとかテッサーは近距離の撮影では問題ないのですが無限の方にピントを合わせていくとEOSではミラーと干渉してしまいます。NEXではこういった心配をしなくてよいのでありがたいです。
　アダプターはライカM-NEXアダプター＋近代インターナショナルのM42-LMアダプターの2段重ねです。
　撮影例を以下に載せておきます。ご覧のようにローコントラストで柔らかい表現をするレンズです。ちょっとくすんだ発色もレトロな雰囲気のパン屋の看板にはぴったりですね。
　コンクリートの壁面にコケが生えている写真はコントラストが強くシャープに写るニコンのレンズあたりがよいのかもしれません。一応ライトルームの処理でコントラストを上げています。

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