鎮江火車站2010/11/11 18:40

鎮江火車站
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鎮江火車站
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 いよいよ鎮江駅から上海行きの列車に乗車です。人民料金のチケットだけど一応軟座なので、軟座の待合室を使えるのですが、当時はまだよく判らなかったので硬座の入り口から入りました。後から判ったのですが一般の中国人が入ってこないようにするためか軟座の待合室は判りづらいところにあるのが普通です。鎮江は駅の真ん中あたりにあったかと記憶しています。ここは例外というか結構判りやすいところにあったようです。


鎮江火車站22010/11/12 18:42

鎮江火車站2
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 20年近く前の鎮江駅です。トップの写真は上海行きの旅遊特快が到着するところです。このあたりもずいぶんと変わっているのでしょうね。南京・揚州間も鉄道が走っているようですが、当時は車でした。


鎮江火車站2
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鎮江火車站2
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Leica Elmarit R 35mmF2.8+EOS 5D MarkⅡ@Leica R-EOS Adapter2010/11/13 12:21

Leica Elmarit R 35mmF2.8+EOS 5D MarkⅡ@Leica R-EOS Adapter
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 EOSに装着可能なレンズを色々と試しているのですが、今度はライカRです。アダプターは一応アメリカから購入したのですが多分中国製です。箱にはボールペンでLeoca R-EOSとメモが入っているだけなのでメーカー等は不明です。一応真鋳製で内面はブラックになっているものですがカメラ側のレンズ着脱ボタンを押し続けると時計回りにまわりすぎて、アダプターがはずせなくなります。よく見るとAF-Confirm用のチップと電子接点が干渉して反時計回りにまわせなくなっているようです。しかたがないのでドライバーで電子接点を押し込みながらゆっくり回してはずしました。
 KIPONのものならもうちょっとましかもしれませんが中国製としては値段が高すぎます。コンタックスレンジファインダーとかアルパ、プロミネント標準レンズ用のアダプターを使ってみましたが、うち二つは手直ししないとつかえませんでした。まー、難しいものばかりですが日本人の感覚ではまともな品質は確保されていません。そのわりには値段が高すぎるといったところです。
 以下撮影例を添付しておきます。最後の二枚は逆光での撮影です。太陽は建物の影に隠れて眼に入らない位置での撮影ですが1,968年製のタイプⅠということもあってフレアが出まくってます。フードもつけてあるので最近のレンズだと普通に写ると思います。かなり光に対して癖のあるレンズですが、壷にはまると面白い絵になりそうですね。最初がF5.6、最後は開放での撮影です。


Leica Elmarit R 35mmF2.8+EOS 5D MarkⅡ@Leica R-EOS Adapter
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Leica Elmarit R 35mmF2.8+EOS 5D MarkⅡ@Leica R-EOS Adapter
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Leica Elmarit R 35mmF2.8+EOS 5D MarkⅡ@Leica R-EOS Adapter
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Leica Elmarit R 35mmF2.8+EOS 5D MarkⅡ@Leica R-EOS Adapter
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CONTAX RTSⅢ@C/Yマウント2010/11/14 12:04

CONTAX RTSⅢ@C/Yマウント
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 C/Y(ヤシカ・コンタックス)マウントのレンズがリーズナブルな料金で入手できるので、色々と物色しているのですがEOS 5D MarkⅡではボディーとかミラーと干渉するものが結構あるようです。20Dだと問題ないのですがフルフォーマット中でも5D MarkⅡでは問題が発生しやすいようです。
 そんなわけで、銀塩の機種もゲットすることにしました。最初は唯一オートフォーカスの機種であるAXなんかがいいかなと思っていたのですが、偶然RTSⅢの状態がいいものが見つかったので早速入手しました。 AXはちょっと変わったカメラで、ボディー側のフィルムの位置を動かしてオートフォーカスを実現しています。面白いのですが故障も多そうなのでRTSにいたしました。
 トップの写真がRTSⅢですが、さすがコンタックスのフラグシップ機存在感があります。シャッター速度は8000分の1まであり、更にフィルムの平面性を保つためのバキューム吸引式のフィルム圧版を採用しているので、シャッター音が独特で気に入りました。それでも、スキャナーはフィルムローダーで読み込ませているのであまり意味がないですね(笑)。

 以下撮影例を載せておきます。レンズはSonnar 85mmF2.8とDistagon 28mmF2.8です。レトロな雰囲気を出すため、着色を行い、更に周辺部の光量を落としています。ライトルームの基本機能だけなのでもう一つですかね。慣れれば、もうちょっとましになるかとは思うのですがモノクロ専用のプラグインを購入する必要がありそうですね。なお、フィルムはイルフォードXP2です。


CONTAX RTSⅢ@C/Yマウント
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CONTAX RTSⅢ@C/Yマウント
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CONTAX RTSⅢ@C/Yマウント
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CONTAX RTSⅢ@C/Yマウント
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CONTAX RTSⅢ@C/Yマウント
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CONTAX RTSⅢ@C/Yマウント
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光のシャワーが撮れるカメラ@Zorki 1b2010/11/15 18:32

光のシャワーが撮れるカメラ@Zorki 1b
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 今回はソビエトカメラの定番Zorki 1bです。以下駅の写真で見るように逆光で撮ってみたら面白いことに光のシャワーが降り注いでいるような絵になりました。最初ゾルキー定番の沈胴型インダスターをM9にくっつけてみたところ結果が芳しくなかったのであまり期待していなかったのですが、結構それらしい写真が撮れたので驚いています。
 箱とケース、説明書付で90ドルぐらいでした。箱は新しく作ったもののようですし説明書も新しく印刷したもののようです。こういったことで付加価値をつけるのがあちらでは流行っているようですね。それでも、ソビエトのものとしては珍しく不具合がない個体なので満足しております。
 撮影例はネオパンSSのダークレス現像です。


光のシャワーが撮れるカメラ@Zorki 1b
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光のシャワーが撮れるカメラ@Zorki 1b
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鎮江から上海へ2010/11/16 19:22

鎮江から上海へ
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 人民料金で手に入れた軟座の二階席に乗って上海へと向かいます。まー人民料金といっても、兌換券ではらったので正確には工作証を持っていない海外在住の中国人向け料金ですね。当時はずいぶんとややこしい料金体系になっていたんですね。中国人留学生なども中国に一時帰国したときは工作証が無いのでこの料金になるようです。
 違反すると罰則とかなんかあるようですけど、幸いなことに私は引っかかったことが無いのでどうなるかはわかりません。ホテルの小姐が最初切符がありませんでしたと言ってきたのは、間違えて中国人向けの切符を手配してしまったためだと思います。


鎮江から上海へ
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常州站@鎮江から上海へ2010/11/17 19:17

常州站@鎮江から上海へ
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 常州站、何度かこの駅は通過したのですが一度も下車したことがありません。蟹が有名なところなので一度はいってみたいと思っていたのですが、チャンスに恵まれませんでした。
 横浜橋の近くに常州飯店という店があったので入ってみたところ普通の中国料理店だったのでその後は顔を出していません。新華僑のやっているちょっとディープな店を期待したのですが、残念でした。


常州站@鎮江から上海へ
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Leitz Summicron-R 50mmF2.0 type Ⅰ+EOS 5D MarkⅡ2010/11/18 18:38

Leitz Summicron-R 50mmF2.0 type Ⅰ+EOS 5D MarkⅡ
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 レンジファインダー用のズミクロンは50mmと35mmを持っているのですが両方とも新しいものです。初期のズミクロンということでR用のものをゲットしました。前回のエルマリート35mmと同様キャップはフードをさかさまにレンズにはめ込んだ上からかぶせます。またフィルターはシリーズⅥの落としこみ式で上から14180のリングをねじ込んで固定します。フード、フィルターともズミクロンとエルマリートで共通なので助かります。
 アンダー気味に露出補正をかけるとなかなか味のある描写を見せてくれます。結構私の好みに訴えかけてくるところがあるので、購入して正解だったと思っています。


Leitz Summicron-R 50mmF2.0 type Ⅰ+EOS 5D MarkⅡ
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サモワールライカ@ゾルキー32010/11/19 18:15

サモワールライカ@ゾルキー3
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 ゾルキー1はライカ2Dのコピーでそっくりライカなんですがゾルキー2以降はロシア風のテイストが濃厚になってきています。そんなわけでサモワールライカなどと呼ばれているようです。
 今回入手したものはゾルキー3の初期型なので前面に低速シャッター用のダイアルがついています。デザイン的にはこのタイプが結構好きなのでこれを入手しました。なお、改良型の3Mあたりでは高速シャッターと統合されるので前面のダイヤルはなくなります。
 また、写真を見ていただけると判るように対物ファインダーと距離計のファインダーが統一されています。D2のレベルから見るとずいぶんと改良が加えられています。そのせいかサイズは一回り大きくなり、ほぼM3とおなじになっています。
 一応チェックしてみたところレンジファインダーがかなりずれております。しかたがないので試写は目測で行ないました。レンジファインダーの調整は対物ファインダーの横のネジをはずしておこなえるようなので、一応トライしてみましたが、まー色々と予期せぬ事態が発生いたしました。詳細は明日アップしますのでよろしく。
 なお、撮影例は例によってネオパンSSのダークレス現像です。


サモワールライカ@ゾルキー3
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サモワールライカ@ゾルキー3
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距離計の調整@ゾルキー32010/11/20 13:29

距離計の調整@ゾルキー3
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軍幹部カバーをはずしたと心
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 距離計がずれているようなのでどうやって調整するのか調べてみました。どうやらトップの写真の対物窓の向かって左側のネジをはずして調整できるようです。ネジをはずして細めのマイナスドライバを差し込んで調整してみたところ確かに調整できるようですが、ずれ方が調整可能な範囲を上回っています。
 だめもとで、トップ二枚目の写真で見るように軍幹部のトップカバーをはずしてみました。ところがトップカバーは捲き戻しノブとシャッターボタンに干渉しておりはずすのには多少熟練が要ります。力いっぱいはずしたので今度はシャッターがおかしくなりました。このとき板バネのようなものが飛び出したのですがこれがいまだに謎です。以下色々と調べながら復元したのですが板バネに相当する部品がありません。もしかするとカメラから飛び出したものではないかもしれませんけど一応保管しております。
 ゾルキー3は対物ファインダーと距離計が統合されておりバルナック型ライカより進んでいます。それでも低速シャッターと高速シャッターの設定が分かれているのでシャッター機構はライカⅢ型あたりと同じかと思ってまずライカの文献に当たってみました。
 コピー1-2と二枚目の写真を比較するとよく似ています。結論から言うと2nd curtain latchをおさえている針金状のバネが外れていたのが不調の原因でした。よく見るとこの写真にも針金状のバネが写っているのですがなかなか気がつかないものです。latchが5mm程度浮き上がった状態で正常な位置まで差し込むのには微妙なスイートスポットがあることに気がつくのには結構時間がかかりました。
 その後にロシアカメラの文献にも当たってみました。コピー2-1は左がロシア語の原本で右側がその英訳のようですが残念ながら最初から三分の二ぐらいまでしか翻訳されていません。従って肝心のゾルキー3とかキエフ部分はありません。原本は1961年にキエフで出版されたもので著者名、出版社名も入っているのですが英訳版にはその記載がありません。英訳版は2010年発刊のようですが一種の海賊版なんですかね。まー、そんなことはどうでもいいのですがやはり完訳版を出してほしかったですね。
 ところでコピー2-2はゾルキー3そのもののシャッター機構まわりの図解なのでこちらを最初に見れば良かったですね。針金状のバネが2nd curtain latchをおさえているところも一目瞭然です。
 一応これで復元できたようにも見えるのですが、低速シャッターが少しおかしいです。もっともこちらは最初にちゃんとテストしていなかったので何ともいえないのですが・・・。
 そんなわけで今回の挑戦はここらあたりでペンディングとします。低速シャッターの修理にはもっと分解しないといけないようなので100円ショップの精密ドライバーだけではどうにもならないですね。工具などをそろえてから再挑戦してみます。ところで距離計は相当熟練した人でないと無理なようなので直すとしてもだいぶ先になりそうです。 


ライカリペアハンドブック
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Ⅲ型Shutter-speed selector and 2nd curtain latch
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ロシアカメラ修理マニュアル(露文、英文)
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ゾルキー3シャッター制御機構まわり
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