福州最高級料理"佛跳牆"の宴会その32009/12/15 19:09

福州最高級料理"佛跳牆"の宴会その3
↑:クリックで拡大します。(Copy Right@ゴミ屋敷主人)

即位芙蓉蚌
↑:クリックで拡大します。(Copy Right@ゴミ屋敷主人)

 トップの写真は福州を代表する高級食材「海蚌」です。これはどぶがいの一種なので普通のものはあまり美味しくありません。福州を流れる閩江の河口の限られたところで採れるものだけが肉質がやわらかくて生臭みのない、優れた特質を持っています。これを使った料理では鶏湯川海蚌(川は水の上に入)が有名ですが、今まで何度か食したことがあるので今回は茶碗蒸し風の作り方にしてもらいました。料理名は即位芙蓉蚌となっていますが即位は大きな容器で出して取り分けるのではなく、最初からめいめいに取り分けた状態でサーブするといった意味です。高級な料理の時にはこのスタイルになることが多いようです。
 以下の料理は順番に白灼遊水蝦、蟹肉四宝蔬、海鮮粟米羹です。蟹肉四宝蔬は、四種類の野菜に蟹の卵と味噌のたっぷり入った餡をかけたとても贅沢な料理です。 中でも、白菜から芯の部分だけを取り出したものの味は絶品でした。


白灼遊水蝦
↑:クリックで拡大します。(Copy Right@ゴミ屋敷主人)

蟹肉四宝蔬
↑:クリックで拡大します。(Copy Right@ゴミ屋敷主人)

海鮮粟米羹
↑:クリックで拡大します。(Copy Right@ゴミ屋敷主人)