極楽ホッピー

↑：クリックで拡大します。(Copy Right@ゴミ屋敷主人)

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　夜は阿美飯店で砂鍋鴨です。台南には屋台とかそれに近い小さい店が多いのですが、ここは小さいけど一応レストランという雰囲気のお店です。阿霞飯店とならんで台南では有名なようで台北までお持ち帰りする人もいらっしゃるようです。

　<阿美飯店>
砂鍋鴨 540元
乾焼花枝 お店のサービス
台湾ビール 三本 120元

　ここ結構面白い店ですね。調理場を見せてもらいましたが、真っ黒に煤けた洞窟のようなところで炭火の焜炉で砂鍋鴨をずらっと並べて砂鍋鴨を作っているところは本当に壮観です。このような竈にこそ食神が宿るのだと納得させられるような眺めでした。
　鍋には底に白菜をひいてその上に丸ごと一匹の家鴨、金針菜、豆腐、茸が入っています。とろとろに煮えた白菜の味ももちろんですが、家鴨の身と芥子醤油の取り合わせが鮮やかで感動ものです。鍋が冷めてきて表面の脂が固まりかけてきても、鍋の中心部にはマグマのように熱をおびた部分が残っていてそこをすくうと火傷しそうなほどです。これは炭火の焜炉で2時間半じっくりとなべを諭すように熱を封じ込めるからだろうと思われます。
　

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